研究・発表実績 当科の実験室においては、主として脳腫瘍関連の研究を行っています。臨床検体からの核酸とタンパク質の抽出、定性的あるいは定量的PCR (Polymerase chain reaction)、FISH (Fluorescence in situ hybridization)、DNAシークエンス、ウエスタンブロット法、レーザーマイクロダイセクションなどの分子生物学の基礎的な実験設備は整っています。さらに、細胞培養、組織の免疫組織化学染色、試料の蛍光観察も独自に行える環境を有しています。 以上の設備を駆使して、例えば、神経膠腫の診断、予後予測、治療反応性予測に有用な分子マーカー(MGMT遺伝子プロモーターメチル化、IDH1/2遺伝子変異、染色体1p/19q共欠失、TERT遺伝子変異及びメチル化、H3F3A遺伝子変異、BRAF遺伝子変異及び癒合遺伝子検出、RELA癒合遺伝子検出など)は手術後最速で72時間以内に解析が可能であり、神経膠腫患者の術後の適切な後治療への移行が速やかに行える体制が確立しています。また、国立がん研究センター研究所をはじめ、国内外の研究施設とも共同研究を行っております。

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